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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1997/08/15

アルファルファの芽に関連する大腸菌O-157:H7感染の連続発生事件

CDC. MMWR August 15, 1997 / Vol. 46 / No. 32
Outbreaks of Escherichia coli O157:H7 Infection Associated with Eating Alfalfa Sprouts —Michigan and Virginia, June–July 1997 より第1段落邦訳
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4632.pdf
1997年6-7月、大腸菌O-157:H7感染の同時的な発生事件がミシガンとバージニアにおいて、それぞれ同じロットの種子から成長したアルファルファの芽を摂食したことに関連して発生した。ミシガンとバージニアの事件発生菌株は分子的サブタイピングによって区別不能であった。本報告は連続発生事件調査の暫定的な知見を要約する。
<訳註>
アルファルファの芽は日本のカイワレと類似した植物で、カイワレに焦点を当てて調査された日本における1996年のO157発生事件を意識して記述されています。日本では当初、栽培に用いる水などが注目されたようですが、本報告は同じロットの種子が関連していることに注目をしました。日本の当局も1998年3月に米国産のカイワレの種子が汚染源であるとする調査報告を発表しました。これに対して、米国の農水省(MMWRを発行している米国政府機関であるCDCは農水省の下部機関ではない)が反論的なコメントを即座にプレスリリースしたのは、科学的にも国際政治的にも興味深いことです。
MMWR:1997.08.15 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.04.02改訂

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