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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
1998/09/17

EU会議が微生物の脅威の重要性を強調

Eurosurveillance Weekly September 17, 1998 Week 38
Weinberg J.: From the Editors: EU conference highlights the importance of the microbial threatの要旨

http://www.eurosurv.org/1998/980917.html
http://www.eurosurveillance.org/index-02.asp

先週コペンハーゲンで開かれた微生物脅威に関するEU会議は、抗菌薬耐性が疾病、死亡、支出を欧州において増加させていると結論し、微生物の国際的な拡散を制御するための国際的な戦略が必要であることを合意した。

抗菌薬の使用と薬剤耐性の蔓延に関係があるということは確立しているが、その内容は複雑である。医学、獣医学における抗菌薬処方のガイドラインを作成使用するためには、本件に関する良質なデータが不可欠である。

抗菌薬耐性の欧州サーベーランスシステムと、ヒト、動物、水産、農業における抗菌薬消費に関するデータ収集方式を開発することが提議された。

臨床微生物学者、感染症専門家、臨床薬剤師などからなる抗菌薬チームをすべての病院に配置すること、できればさらにそれらのチームが、地域内の他の療養施設をカバーすることなどが提案された。

抗菌薬療法以外の代替療法が組織的に追求するべきであること、治療の進展においては十分なリスクアセスメントをするべきであること、などを表明する意見も多く出された。

抗菌薬耐性とその制御に関する共同研究がEU内において緊急に必要であることが認識された。

<訳註>
本報は、Y’s Squareでもすでに予告を紹介した会議の報告です。
予告や関連資料についてはこちらをご覧ください。
これらのことは、抗菌薬耐性に関する問題認識が緊急性を帯びるほどに高まってきたことを示しています。
Eurosurveillance Weekly: 1998.09.17/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.09.23

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