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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/01/09

最新情報:エヴィアンインフルエンザA(H5N1)ウイルスの人からの分離 香港 1997年-1998年

CDC. MMWR January 9, 1998 / Vol. 46 / No. 52 & 53
Update: Isolation of Avian Influenza A(H5N1) Viruses from Humans — Hong Kong, 1997–1998 より第1段落邦訳
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4652.pdf
エヴィアンインフルエンザA(H5N1)ウイルスによる人への感染例は、確認されたもの16例および疑わしいもの3例が、1998年1月6日現在香港において判明しているすべてである。確認例とはインフルエンザA(H5N1)が分離された例、またはインフルエンザA(H5N1)へのセロコンバージョンがニュートラリゼーション・アッセイによって探査された例のことである。疑わしい例とはインフルエンザ様病態(ILI)およびインフルエンザA(H5N1)感染の暫定的な試験証拠を伴う例である。本報告は香港衛生当局とCDCにより現在進行しているインフルエンザA(H5N1)の疫学的・試験室的調査によって中間的に判明していることを要約したものである。
<訳註>
本報告は1997年12月19日MMWRの続報です。この中でCDCは香港内でも1997年12月17日現在急性呼吸器疾患の流行の兆しは無いとしながらも、ウイルスが世界的な大流行となる潜在的可能性について注意を喚起しました。これまでのところA(H5N1)は抗ウイルス薬であるアマンタジンとリマンタジンに感受性があるとするとともに、A(H5N1)ウイルス株を用いたワクチンの研究が既に開始されたとも言及しています。感染源と伝播経路の特定はこの段階でも困難であるとしています。
MMWR:1998.01.09 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.03.01

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