Y's Square:病院感染、院内感染対策学術情報 > 海外の感染対策情報 (各機関週報より) > アメリカ(CDC-MMWRより) > 1998 > 結核疾病率 合衆国 1997年
US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/04/10

結核疾病率 合衆国 1997年

CDC. MMWR April 10, 1998 / Vol. 47 / No. 13
Tuberculosis Morbidity — United States, 1997 より第1段落邦訳
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4713.pdf
1997年、全部で19,855例の結核(TB)(100,000人当たり7.4例)が50の州とコロンビア特別区からCDCに報告されたが、これは1996年から7%、合衆国におけるTBの再興が例数においてピークを迎えた1992年から26%の減少を示している。本報告は1997年のTB全国サーベーランスを要約し、過去の年の同種のデータと比較する。それにより解ったことは、全体のTB例数は下がり続けているものの、報告例数とTB患者率の増減傾向は地理的および人的分類によって異なるということである。
<訳註>
本報告は、結核の流行が社会問題となり対策が施行されてきたニューヨークやカルフォルニアなど大都市のある州で結核の例数が減少していること、合衆国生まれの人口においては大きく減少しているが外国生まれの人口では上昇傾向が続いていることなどを述べています。多剤耐性結核菌は調査された全菌株の1.3%であるがニューヨークとカルフォルニアに集中しており、またHIVの合併感染率は調査された州により0%ないし48%であったとのことです。これらの背景については、カーライルの文献レビュー・感染起因菌・結核をご覧下さい。
MMWR:1998.04.10 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.04.11

関連サイト