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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/08/07

手口足病アウトブレイク中の小児死亡 -台湾、1998年4-7月

CDC. MMWR August 7, 1998 / Vol. 47 / No. 30 p629
Deaths Among Children During an Outbreak of Hand, Foot, and Mouth Disease – Taiwan, Republic of China, April-July 1998の要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4730.pdf

1998年4-7月、台湾の保健省は約90,000例におよぶ手口足病(HFMD)の発生報告を受けた。約320人の小児が髄膜炎、脳炎、急性弛緩麻痺(AFP)併発の疑いにより入院し、少なくとも55名が死亡した。

この55名はすべて発症前は健康であったが、発熱、発疹、口部潰瘍を特徴とする急性疾患を発症して2ないし7日後に、急激な心肺不全により入院した。呼吸・循環補助にもかかわらず入院後24時間以内に41例が死亡した。43例が3才未満であった。

剖検例1例の中心神経からエンテロウイルス71型(EV71)が同定され、また14例からもEV71が分離されている。

<訳註>
EV71による小児の急性憎悪と死亡をともなうアウトブレイクとして本件は、1975年ブルガリア(44例)、1997年マレーシア(28例)、に続く3番目のものであるそうです。EV71が関与していることは既に明らかですが、急死の原因としてその他の関連要因(毒物、薬剤、環境)があるのかどうか調査が進められているそうです。
MMWR:1998.08.07/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.08.08

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