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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/08/14

最新情報:シリンジ交換計画-合衆国、1997年

CDC. MMWR August 14, 1998 / Vol. 47 / No. 31 p652
Update: Syringe Exchange Programs – United States, 1997の要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4731.pdf

1997年12月現在、CDCに報告された641,086例のAIDS患者の内、36%が注射麻薬の使用に関連している。シリンジ交換計画(SEP)は、麻薬常習者におけるHIV感染の防止のためのひとつの戦略である。1997年に行われた96のSEPにおける調査によれば、1997年に合計で17.5百万本の滅菌シリンジ(と注射針)がSEPにより麻薬常習者に供給された。これは1994-95年の8百万に比べて大きな成長である。 SEPによる滅菌シリンジの供給に、連邦予算を使うことは禁止されているが、州・群の公的な資金や私的な基金や寄付により合法的に行われている。SEPはシリンジの供給の他、安全な注射法・消毒法の指導やコンドームの推奨、エイズ相談なども行っている。

<訳註>
現実に麻薬注射が社会的に蔓延し、麻薬そのものの禁止が実効をあげないアメリカの現状において行われているSEPの規模の大きさを知ることができます。イギリスにおいても同様のことが行われています。
MMWR:1998.08.14/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.08.17

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