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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/09/04

男性間性交渉者のA型肝炎ワクチン接種 -アトランタ、ジョージア、 1996-97年

CDC. MMWR August 28, 1998 / Vol. 47 / No. 34 p708
Hepatitis A Vaccination of Men Who Have Sex With Men – Atlanta, Ga. 1996-1997.の要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4734.pdf

男性間性交渉者(MSM)におけるA型肝炎の多発が、先進国の多くの大都市において再発しつつある。1995年、免疫化実務諮問委員会は、MSMに対するA型肝炎ワクチン接種を勧告したが、この勧告は多発地域においてもあまり広範に実施されていない。

ジョージアにおけるA型肝炎感染報告数は、1993-95年には年間平均27例であったが、1996年1-9月には222例が報告された。この内、74%が20-49才の男性であり、男性患者の内75%がMSMであることを自己申告した。

関係当局は1996年後半よりMSMに対するA型肝炎ワクチン接種や啓蒙のキャンペーンを主にアトランタで行い、1997年11月までに、約3、000人のMSM(推計人口の10%)にワクチンを単回投与した。成人男性における感染報告数1996年から1997年にかけて16%減少した。

<訳註>
CDCは、本件において、啓蒙による知識普及は成功するが、ワクチン接種を普及させることは困難である現実を述べています。アトランタではMSMの多い街のショッピングセンターやバーへの巡回接種まで行われたとのことです。
MMWR:1998.09.04/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.09.05

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