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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
1998/11/13

月齢19-35か月の幼児における人種/民族および貧困層別のワクチン接種率 -合衆国1997年

CDC. MMWR November 13, 1998 / Vol. 47 / No. 44 p956
Vaccination Coverage by Race/Ethnicity and Poverty Level Among Children Aged 19-35 Months – United States, 1997の要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4744.pdf

1996年小児免疫化運動(CII)の目標は、90%以上の小児において、DTP/DT(ジフテリア・破傷風毒素およびペストワクチン/ジフテリアおよび破傷風毒素)、ポリオウイルスワクチン、B型Haemophilus influenzaeワクチン(Hib)をそれぞれ3回以上接種すること、および、MMR(麻疹・おたふくかぜ・風疹)ワクチンを1回接種すること、さらに、70%以上の小児においてB型肝炎ワクチンを3回以上接種することであった。

NIS(国家免疫化調査)は28の州の都市部において、1997年、人種/民族および貧困層別の調査を行い、1995年の調査と比較した。その結果、調査された22,393人においてはCIIの目標が達成されていた。

貧困層の接種率においても、改善がみとめられたが、富裕層に比べた場合接種率が低い現状には変わりがなかった。

白人、黒人、ヒスパニック、インディアン・アラスカ原住、アジア・太平洋諸島の区分、および、それぞれにおける貧困層・全体の区分での10グループ分けでみると、DPT/DT3回以上は92-97%、ポリオウイルス3回以上は88-93%、Hib3回以上は85-94%、麻疹混合1回以上は85-92%、B型肝炎3回以上は79-88%であった。DTP4回+ポリオ3回+麻疹混合1回+Hib3回のすべてを接種していたのは、70-79%であった。

<訳註>
民族問題や都市貧困層の問題をかかえる米国としては、熱心な運動の結果達成した高い接種率であると評価されるべきでしょう。CDCはさらに免疫化率が改善するよう、組織的な努力を払うべきであると結論しています。
MMWR:1998.11.13/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.11.15

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