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WHO Update
世界保健機構(WHO-WERより)
1998/10/02

1999年に使用するインフルエンザワクチンの組成のための勧告

WER October 2, 1998 / Vol.73 / No.40 p305
Recommendation for the composition of influenza virus vaccines for use in 1999の要旨
http://www.who.int/docstore/wer/pdf/1998/wer7340.pdf

WHOは毎年2月に、その年の11月から翌年の4月までの北半球における冬シーズンのためのインフルエンザワクチンについて勧告を行う。しかし、世界においては場所により異なる時期にインフルエンザが流行し、また流行ウイルスも常に変化する。従って、年に2回WHOが勧告を行うことが適切である。

そこで、1999年の5月から10月にかけての南半球における冬シーズンのためのインフルエンザワクチンに関する勧告を行う。

1998年3月から9月にかけて世界各地においては、主にインフルエンザA型(H3N2)、ついでA型(H1N1)が流行し、B型は比較的少なかった。それらの分離株の抗原的特徴から、ワクチンとしては

A/Sydney/5/97 (H3N2)様ウイルス
A/Beijing/262/95 (H1N1)様ウイルス
B/Beijing/184/93様ウイルス(B/Harbin/7/94が最も広く使われているワクチンウイルス)

が推奨される。

赤道付近の諸国について北半球用と南半球用のどちらを選ぶかは疫学的に考慮する。

<訳註>

1998年2月に勧告された北半球の1998-99年冬シーズンのためのワクチンについては、こちらをご覧下さい。基本的には流行株の状況に2月と9月における変化はないようです。

(追加 98.10.10)
CDCのMMWRも、10月9日、本件に関する記事を掲載しました。こちらが原文です。ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4739.pdf

WER: 1998.10.02 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.10.03 added 98.10.10

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