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WHO Update
世界保健機構(WHO-WERより)
1998/10/30

日本脳炎ワクチン WHOポジションペーパー

WER October 30, 1998 / Vol.73 / No.44 p337
Japanese encephalitis vaccines WHO position paperの要旨
http://www.who.int/docstore/wer/pdf/1998/wer7344.pdf

日本脳炎はアジアにおける最も重要なウイルス脳炎で、少なくとも毎年50,000例が発病し、10,000例が死亡している。近年、日本脳炎はそれまで流行していなかった地域においても流行し、高い死亡率と後遺症をもたらして、重大な公衆衛生上の問題となった。日本脳炎ウイルスは主に家畜ブタから蚊を介してヒトに伝播するが、治療薬が存在しないため、ワクチン接種が唯一の予防策である。

現在3種類のワクチンが大量供給されているが、これらの内マウス脳より抽出したワクチンが有効で小児において重大な副作用もないことが示されている。可能な限りすべての流行地域においてワクチン接種がなされるよう努力が払われるべきである。

<訳註>
流行の見られる地域は、カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレイシア、ミャンマー、フィリピン、韓国、タイ、ベトナム、南東ロシア、インド亜大陸、オーストラリアの諸島であるとのことです。
WER: 1998.10.30 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.10.31

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