Y's Square:病院感染、院内感染対策学術情報 > 海外の感染対策情報 (各機関週報より) > 欧州(Eurosurveillanceより) > 1999 > 欧州抗菌薬耐性サーベーランスシステム(EARSS):目的と組織
EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
1999/04/02

欧州抗菌薬耐性サーベーランスシステム(EARSS):目的と組織

Eurosurveillance March, 1999 Vol.4 No. 4 p29
Bronwaer S. et al. European Antimicrobial Resistance Surveillance System (EARSS): objectives and organisationの要旨

http://www.eurosurveillance.org/em/v04n04/0404-221.asp

1998年9月デンマークで行われた耐性微生物に関するEU会議の結論に基づき、EARSSが設立される。参加国はEU加盟国とアイスランド、ノルウエー、スイスで、オランダの国立公衆衛生環境研究所(RIVN)が400を超える試験所をコーディネートすることになる。

EARSSは、市井獲得肺炎球菌のペニシリン、セファロスポリン耐性とMRSAのメチシリン耐性に関する信頼できる定量的データを比較可能な方法で収集しフィードバックする。

EARSSは各国において指名された代表者を通じて運営され、またWHOが設立しようとしている世界サーベーランスのためのネットワークの一部を形成する。

<訳註>
欧州においては国家的な抗菌薬耐性サーベーランスが行われている国がいくつもありますが、試験法などの国際標準化がまだ十分でないため、国際的なデータ比較が十分には行えなかったようです。今後は、EARSSが欧州臨床微生物感染症学会(ESCMID)と協議しつつ、評価法の標準化と電子的なデータ交換を実現して行くことになりました。1998年9月の会議については、こちらをご覧下さい。
Eurosurveillance: 1999.04.00/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.04.10

関連サイト