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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
1999/12/09

欧州抗菌薬耐性サーベーランスシステムの始動

Eurosurveillance Weekly December 9, 1999 Issue 50
European Antimicrobial Resistance Surveillance System (EARSS): a healthy newbornの要旨

http://www.eurosurv.org/1999/991209.html
http://www.eurosurveillance.org/index-02.asp

欧州抗菌薬耐性サーベーランスシステム(EARSS)の最初のレポートがインターネット上に発表された。このフィージビリティースタディーは1998年4月より1999年9月まで行われ、肺炎球菌と黄色ブドウ球菌の耐性データが収集された。参加した試験所は400を超え既に12ヶ国が参加している。捕捉人口は約6千万人で、参加国の人口の約3分の1にあたる。対象となる病院は450である。

例えばMRSAについては以下のような結果となった。北欧よりも南欧においてMRSA比率が高いことがわかる。

参加国、S.aureus分離株数、MRSA分離株数*、MRSA比率% (95% CI)の順で:

Denmark 501, 0, 0

Netherlands 243, 0, 0

Iceland 21, 0, 0

Sweden 840, 11, 1

Germany 163, 7, 4

Luxembourg 22, 1, 5

Ireland 97, 35, 36 (27-46)

Italy 179, 75, 42 (35-49)

Greece 137, 72, 53 (44-61)

Portugal 83, 47, 57 (36-67)

*メチシリンまたはオキサシリン耐性および中等度耐性

<訳註>
本報告の原文はこちらを参照ください。
Eurosurveillance Weekly: 1999.12.09/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.12.11

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