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WHO Update
世界保健機構(WHO-WERより)
1999/04/23

デンマークにおける薬剤耐性調査 1997 DANMAP

WER April 23, 1999/Vol.74/No.16 p125
Resistance monitoring in Denmark, 1997 – DANMAPの要旨
http://www.who.int/docstore/wer/pdf/1999/wer7416.pdf

デンマーク抗菌薬耐性調査研究プログラム(DANMAP)の第2報が出版された。

ヒトからの分離株において、耐性レベルは他の国に比べおおむね低いが、一部の地域ではペニシリン耐性肺炎球菌とキノロン耐性大腸菌に増加がみられたのでさらなる対策が必要である。

動物においては、1995年5月の成長促進剤としてのavoparcin使用禁止以降、本薬剤に対する耐性が減少している。例えば鶏におけるE. faeciumの耐性は1996年前半の52%から1997年後半には12%に減少した。これらの結果を元に、さらに4種類の成長促進剤の使用が禁止された。

<訳註>
デンマークでは、ヒトにおいても家畜においても、早い時期から抗菌薬の使用制限が行われました。従って同国の耐性サーベーランスは抗菌薬使用制限の効果を計るものとして世界的な先駆けであり、国際的に注目を浴びています。関連記事はこちらです。
WER: 1999.04.23 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.04.24

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