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WHO Update
世界保健機構(WHO-WERより)
1999/10/01

2000年使用のためのインフルエンザワクチン組成の勧告

WER October 1, 1999/Vol.74/No.39 p321
Recommended composition of influenza virus vaccines for use in 2000の要旨
http://www.who.int/docstore/wer/pdf/1999/wer7439.pdf

本勧告は南半球における冬(2000年5-10月)のためのワクチンの組成についてである。

1999年3月-9月の期間、南半球においては、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ウルグアイ、オーストラリア、ニューカレドニア、ニュージーランドにおいてインフルエンザが流行した。またモーリシャス、南アフリカにおいてもインフルエンザが蔓延し、マダガスカル、セネガルにおいても散発的に発生した。

多くの国においてInfluenza A(H3N2)が大勢を占めたが、マダガスカル、セネガル、南アフリカではInfluenza Bが流行した。Influenza A(H1N1)はあまり分離されなかった。

抗体的な検討の結果、以下の組成のワクチンの使用を勧告する。

A/Moscow/10/99 (H3N2)様ウイルス

A/New Caledonia/20/99 (H1N1)様ウイルス

B/Beijing/184/92様ウイルス*またはB/Shangdong/7/97様ウイルス

*最も広く使用されているウイルスはB/Yamanashi/166/98である。

<訳註>
北半球の冬(2000年11月-2001年4月)のための勧告は2000年2月に行われるそうです。なお英国では本シーズン最初のインフルエンザが報告されました。http://www.phls.co.uk/publications/CDR99/cdr4099.pdfをご覧下さい。
WER: 1999.10.01 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.10.02

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