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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2000/03/03

患者の安全を促進するための病院感染の監視 合衆国  1990-1999年

CDC. MMWR March 3, 2000 / Vol. 49 / No. 8 p149
Monitoring Hospital-Acquired Infections to Promote Patient Safety – United
States, 1990-1999の要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4908.pdf

病院感染は年間約20,000人の患者に発生している。NNIS(National Nosocomial Infections Surveillance)はボランティア病院による報告を基にした病院感染の監視と感染制御担当者への支援のためのシステムである。

本報告は1990年から1999年にかけてNNISにおいて報告された感染率が減少したことを記述し、NNISの重要性について考察する。

1970年に62の病院によって開始されたNNISは、1999年現在285の病院によって構成されている。参加病院の平均病床数は360で全米平均よりも多い。NNISの目的は、統一された定義と手法によって収集されたデータをコンピューター集計し解析することにより、リスク調整済みの病院感染率と器具使用率の指標値を示すことにある。

その結果によると、1990年から1999年にかけてICUにおける呼吸器感染、尿路感染、血流感染のリスク調整済みの発生率はすべて減少した。(具体的な数値は原著をご参照下さい)

<訳註>
日本においても日本環境感染学会の事業として、NNISにならったJNISというサーベーランスシステムが始動しています。
MMWR:2000.03.03/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2000.03.04

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