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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2000/10/06

インフルエンザワクチン供給の遅れに関する勧告

October 6, 2000 Vol. 49 No. 39 p888
Notice to Readers: Updated Recommendations From the Advisory
Committee on Immunization Practices in Response to Delays in Supply of
Influenza Vaccine for the 2000–01 Seasonの要旨
ftp://ftp.cdc.gov/pub/Publications/mmwr/wk/mm4939.pdf

米国においては今シーズン、インフルエンザワクチンの供給が遅延する見込みである。ACIP(免疫化諮問委員会)はこれに対応するため2000-2001シーズンの最新勧告を行った。
今シーズンのワクチン需要は約75百万回分と予想されているが、このうち約18百万回分は12月になってからやっと配布される見込みである。

今シーズンのワクチン供給が開始される10月頃の時点では、インフルエンザに伴う難治化のリスクが高い人々とそのケアを行う医療従事者に集中して接種を行うよう努力するべきである。 接種のマスキャンペーンは通常よりも時期を遅らせるべきである。また12月以降もワクチン接種の努力を継続するべきである。
インフルエンザより難治化するリスクの高い人とは次の通りである。

  1. 65歳以上
  2. 慢性疾患の療養施設居住者
  3. 心肺系統に慢性疾患がある人
  4. 慢性代謝疾患、腎不全、異常ヘモグロビン症、免疫抑制の既往歴がある人
  5. アスピリン療法を受けている6ヶ月-18才の人
  6. 妊婦
<訳註>
インフルエンザワクチン接種の最適時期は10月から11月半ばですが、その後の接種でも有効であり、またその為の継続供給体制が必要であるとされています。
MMWR:2000.10.06/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2000.10.11

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