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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2001/05/17

英国における黄色ブドウ球菌血症

PHLS. CDR Weekly May 17, 2001 Vol.11 No.20
Staphylococcus aureus bacteraemia: England and Wales January to March 2001 の要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/PDFfiles/2001/cdr2001.pdf

2001年1-3月、イングランド、ウエールズの試験所からPHLSサーベーランスセンターに報告された黄色ブドウ球菌血症の報告数は2497件で、昨年よりも5%増加した。罹患率は10万人あたり4.7人で、昨年同時期の4.5人と同様であった。
メチシリン(またはオキサシリン)感受性試験の実施率が向上し、未検査率は12%に低下した。全体のメチシリン耐性率は46%で、これは昨年同時期と同じであった。しかしながらメチシリン感受性試験実施率の未だ低いロンドン地域においてメチシリン耐性率の上昇が続いていると推測されるので、事態は楽観できない。MRSA菌血症の報告は65才以上の老年層に集中しており、MSSA菌血症の報告は幼児層と老年層に集中している。

<訳註>
欧州抗菌薬耐性サーベーランス(EARSS)のサイト(http://www.earss.rivm.nl/)には欧州各国における薬剤耐性率が報告されています。EARSSについてはこちらをご覧下さい。
CDR Weekly: 2001.05.17/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2001.05.21

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