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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2001/11/15

義務化された黄色ブドウ球菌血症サーベランス

PHLS. CDR Weekly November 15, 2001 Vol.11 No.46
Mandatory Staphylococcus aureus bacteraemia surveillanceの要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/PDFfiles/2001/cdr4601.pdf

2000年10月の健康大臣通知に基づき、すべてのNHS Trust(英国の公的保険病院)は2001年4月よりMRSAなどによる病院感染のサーベランスを行うことが義務化されている。本週報が今週掲載する黄色ブドウ球菌血症のデータには、この義務化されたサーベランスにおける2001年4月から6月にかけてのデータが含まれている。これにより初めて入院日数あたりMRSA菌血症の全国的な感染率が示されたことになる。感染率は1000入院日数あたり最小の施設で0、最大の施設で0.64であった。この速報においては匿名のもとに施設毎の感染率と、地域別や診療種類別に集計した感染率が掲載されているが、2002年4月以降イングランド内の急性疾患施設については施設名を記載して各施設毎の感染率が公表されることになっている。

<訳註>
英国における強制的なサーベランスの導入についてはこちらをご覧下さい。施設毎に感染率を公表するという点においても注目される制度と思われます。
CDR Weekly:2001.11.15 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2001.11.19

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