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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2002/02/08

結核罹患率 合衆国 2000年

February 8, 2002 Vol. 51 No. 5
Tuberculosis Morbidity Among U.S.-Born and Foreign-Born Populations — United States, 2000の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5105.pdf

CDCは全州の衛生当局とともに結核サーベーランスを行っている。本報告は2000年のデータを1992-1999年と比較しながら報告する。2000年においては、16,377例(10万人あたり5.8例)の結核が報告され、これは1999年と比較して7%の減少、近年のピークであった1992年と比較して39%の減少である。しかしながら外国生まれの人口においては国内生まれの人口と比べて率が7倍におよんでいる。

2000年の16,337例の内、8,714例(10万人あたり3.5例)が国内生まれであり、7,554例(10万人あたり25.8例)が外国生まれである。この7,554例の内、41%が中央・南アメリアおよびカリブ出身で、33%が西太平洋地域出身である。また地中海、東南アジア、アフリカ出身の例が増加している。
多剤耐性結核の比率は1993年の3%から2000年の1%に減少しているが、多剤耐性結核の内、外国生まれの例の占める比率は1993年の31%から2000年の72%に上昇している。近年推薦されている多剤併用・直接観察療法を受けた患者の割合は増加している。

<訳註>
日本における結核サーベーランスの速報については結核研究所のhttp://www.jata.or.jp/をご覧下さい。
MMWR:2002.02.08/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2002.02.12

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