Y's Square:病院感染、院内感染対策学術情報 > 海外の感染対策情報 (各機関週報より) > 欧州(Eurosurveillanceより) > 2006 > ネコにおけるインフルエンザH5N1
EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2006/04/13

ネコにおけるインフルエンザH5N1

H5N1 infections in cats – public health implications の要旨
Eurosurveillance Weekly April 13, 2006, Vol. 11, Issue 4

http://www.eurosurveillance.org/ew/2006/060413.asp

インフルエンザウイルスの自然宿主は野生の水鳥と考えられているが、ヒトを含む多くの動物がインフルエンザウイルスに感染しうる。とはいえ、さらに感染を拡散する種と、それ以上はほとんど伝播しない種を区別してとらえる必要がある。ネコはH5N1に感染することがあり、2003年12月にタイでレオパードとトラが感染し死亡したのが最初の報告である。その後、イエネコにもH5N1が感染しうることが実験で確認され、2006年2月にはドイツで実際の感染が確認された。
トリにおいてH5N1感染が発生している場合には、イエネコがトリと接触しないようにすると国連食糧農業機関(FAO)は勧告しているが、現実には困難である。また、ネコからヒトへの感染はあまり容易には発生しない。これまでのところH5N1に感染したネコは重症であるため、健全なネコから感染する危険性はほとんどない。
<訳註>
トリインフルエンザの病院感染対策についてはこちらを参照ください。
Eurosurveillance 2006.04.13/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2006.04.24

関連サイト