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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2006/07/27

英国の医療関連感染サーベランス年次報告

CDR Weekly July 27, 2006, Vol.16, No.30
Annual report on mandatory surveillance of healthcare associated infectionの要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/archives/2006/cdr3006.pdf
http://www.hpa.org.uk/cdr
7月24日、英国の医療関連感染サーベーランスの最新の年次報告が公表された。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)およびグリコペプチド耐性腸球菌(GRE)による血流感染、クロストリジウム・ディフィシル感染、整形外科における手術部位感染のすべてについて同時に発表する最初の報告である。MRSA血流感染は2003/04年にかけて増加傾向にあったが、その後2年間は減少傾向にある。2005年10月から2006年3月までに、173施設から計3,517例の報告があり、10,000病床日数あたり1.7例の発生率であった。GRE血流感染は2004年10月から2005年9月までに173施設中119施設から計757例報告されたが、一部の病院・地域に集中して発生している。ディフィシル感染(65歳以上の患者に限る)は2005年1月から12月にかけて、169施設中166施設から計51,690例報告され、2004年より17.2%増加した。これは1,000病床日数あたり2.21例の発生率である。整形外科における手術部位感染率は低いが、感染例の3分の1近くがMRSAによるものである。
<訳註>
この年次報告の全文はこちらで閲覧できます。
英国の公的保険病院は医療関連感染サーベーランスの実施が行政的に義務づけられています。こちらを参照ください。
CDR Weekly: 2006.07.27/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2006.07.31

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