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Guideline
DH ガイドライン
2007/11/16

epic2:英国NHS病院における医療関連感染防止のためのエビデンスに基づいた国内ガイドライン(2007)

epic2:National Evidence-Based Guidelines for Preventing Healthcare-Associated Infections in NHS Hospitals in England.
http://www.epic.tvu.ac.uk/PDF%20Files/epic2/epic2-final.pdf
<注釈>

本ガイドラインは英国健康省(Department of Health)からの依頼により2001年に研究者および臨床家からなるチームが作成したガイドライン「Developing National Evidence-based Guidelines for Preventing Healthcare associated Infections. Phase1:Guidelines for Preventing Hospital-acquired Infections.」を起源とし、数回のアップデートを経たガイドラインの改訂版です。エビデンスに基づくガイドラインの主要な特性として新しい研究エビデンスや技術進歩を確認・評価できるように随時報告のレビューをする必要性を挙げ、本ガイドラインはそれに従い最新の報告をレビューし、医療関連感染の防止に効果的な新しい知見を含めた勧告がなされています。
ガイドラインの構成は2001年版からほとんど変更なく、冒頭に標準的指針として病院環境衛生、手指衛生、個人防護具の使用、鋭利器材の安全使用および廃棄が示され、続いて短期型尿道留置カテーテル関連感染防止ガイドライン、中心静脈デバイス関連感染防止ガイドラインが示されています。

2001年版からの主要な変更点

  • 環境消毒が必要な場合についての記述の追加。
  • 手が目に見えて汚れていない場合における手指衛生では速乾性手指消毒薬の使用を強く推奨。
  • 尿道カテーテルを挿入する前の尿道口の清浄化に滅菌生理食塩液を適用することを追記。
  • 中心静脈カテーテルの挿入部に使用されるドレッシング材に関する事項の追加。材質、交換頻度、交換の際の皮膚消毒に使用する消毒薬について記述の追加。
  • 中心静脈カテーテルを挿入する場合のマキシマルバリアプリコーション(滅菌手袋、マスク、帽子、ガウンの着用、大きな滅菌ドレープの使用)の適用に関する記述の追加。
  • 各項目における必要な教育の実施に関する記述の追加。
    など

詳細について詳しくはY’s Letter Vol.2 No.35「英国における医療関連感染防止ガイドライン」をご覧ください。

Yoshida Pharmaceutical Co., Ltd. 2008.04.08

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