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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2007/05/10

インフルエンザの伝播:感染予防策の普及のための研究の必要性

Influenza transmission: research needs for informing infection control policies and practiceの要旨
Eurosurveillance Weekly May 10 2007, Volume 12 Issue 5.

http://www.eurosurveillance.org/ew/2007/070510.asp#1

大流行の可能性のあるヒトインフルエンザに対して注目が集まる中、その研究において伝播を防止または減らすための根本的な重要性に関わる問題を含むかなりの数のギャップが生じているということが浮き彫りとなった。重要でありながら未解決の問題は次のような点である。

  • 発症前または無症状患者からの大きな感染はあるのか。
  • インフルエンザは間接接触またはエアロゾルを媒体にどの程度伝播するのか。
  • 特に、インフルエンザ患者が看護されている場において、感染制御の専門家によって提案された厳しい方策はどれくらい効果的、有用、容認可能であるか。

医療機関等でのインフルエンザの蔓延を防ぐためには、予防的アプローチと実際的アプローチの2つが考えられるが、ヒトインフルエンザがどのように伝播するか、そして、コントロールすることは可能なのかという点についての科学的根拠はまだ乏しい状態である。しかし、幸いにも、毎年のインフルエンザシーズンの蔓延時期の間には、研究を行うための十分な機会を得ることができる。

<訳註>
インフルエンザの病院感染対策について、
一般的な対策は「Y’s Letter No.9 インフルエンザについて」を、
厳密な対策は「Y’s Letter No.27 高病原性トリインフルエンザについて」を参照ください。

Eurosurveillance 2007.05.10/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2007.05.14

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