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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2007/09/14

プライマリケアを含むHIVを専門としない機関でのHIV発見・診断の改善

Improving the detection and diagnosis of HIV in non-HIV specialties including primary care
Health Protection Report September14, 2007, Vol.1, No.37

http://www.hpa.org.uk/hpr/archives/2007/news2007/news3707.htm
http://www.hpa.org.uk/hpr/

英国のChief Medical Officer と Chief Nursing Officerは、プライマリケアを含むHIVを専門としない機関でのHIV発見・診断の改善に関する共同文書を発表した。
この文書では、これまでHIV検査を行ってきた機関ばかりでなく、全ての医療機関における適切な時点でのHIV検査の提供・推奨の実施が強調されている。また、この文書は、HIV末期と診断された患者のうちかなりの割合の人が、診断の前年にHIVとの関連が考えられる症状で医療機関を受診している点にも触れている。特に、未確認ながらリスクの可能性が考えられる場合や、HIVらしき症状・兆候を示す患者について、臨床医は、HIV検査を勧めるべき適切な状況に関する注意深い判断が求められる。
10年前に導入された抗レトロウィルス療法によって、現在では、以前見られた急性かつ致命的な症状に代わり、慢性で長期の症状と共に生活をしているHIV患者が多くなった。しかし、HIVは未だに深刻な病気であり、かつ、偏見の目で見られることもある疾病であるため、検査を受けることを避ける人も少なくない。個人、特に、HIV感染のリスクが高い人や、感染リスクの高い人をパートナーに持つ人がHIVに関心を持つことが、公衆衛生や個人にとっての利益になることは明白である。
<訳註>
HIVの病院感染予防に関してはこちらを参照ください。
HP Report : 2007.09.14/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2007.09.18

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