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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2007/11/02

英国の医療関連感染サーベーランス第二次年間報告

Second annual report on healthcare associated infections
Health Protection Report November 2, 2007, Vol. 1, No. 44
http://www.hpa.org.uk/hpr/news/default.htm#hcai
http://www.hpa.org.uk/hpr/
英国Health Protection Agency ( HPA)は、医療関連感染(HCAIs)に関する第二次年間報告を発表した。
この調査は、Staphylococcus aureus (S. aureus)、グリコペプチド耐性腸球菌(GRE)による血流感染およびクロストリジウム・ディフィシル感染の一般的傾向、また、整形外科における手術部位感染、一般外科手術部位感染について包含したものである。
調査によって明らかになった大きな変化としては、MRSAの血流感染と手術部位感染の減少傾向が続いているという点が挙げられるが、クロストリジウム・ディフィシル感染、GRE感染の数に関しては増加が見られる。
また、このサーベーランスは、これから起こるであろう問題についての対策やその分野についても注目している。感染症をより詳細にモニターするため、現在、クロストリジウム・ディフィシルに関する調査システムの更なる向上が行われているが、これによって調査の確実性が高まる分、統計上の感染率が上がってしまうであろうということが考えられる。
手術部位感染についても、手術後の入院期間が短くなっていることによってデータの信頼性が低くなっており、患者の退院後も感染症に関するデータを得ることができるシステムを構築することが急がれる。
<訳註>
前年の報告についてはこちらを参照下さい。
HP Report : 2007.11.02/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2007.11.05

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