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Guideline
APIC ガイドライン
2008/12/25

長期療養施設における感染対策のためのガイドライン(2008)

Smith PW, Bennett G et al.:SHEA/APIC Guideline:Infection prevention and control in the long-term-care facility. Am J Infect Control 2008 ;36:504–535.
http://www.apic.org/Content/NavigationMenu/PracticeGuidance/APIC-SHEA_Guideline.pdf
<注釈>

本ガイドラインは、長期療養施設における感染管理について記述しています。1997年のガイドラインの改訂版ですが、基本的な内容は1997年とほとんど変更はありません。
長期療養施設における感染管理は病院とは厳密さが異なることは当然ですが、長期療養施設においても、感染管理プログラム・感染管理体制・感染管理担当者・サーベーランスが必要であること、感染多発時の対応、ある一定の衛生設備、隔離予防策、手指衛生の励行、居住者の衛生管理と結核検診・ワクチン接種、職員の結核検診・ワクチン接種と教育などが必要であることを勧告していることは1997年のガイドラインと変更がありません。
2008年のガイドラインではMRSA、VRE、薬剤耐性肺炎球菌、多剤耐性グラム陰性菌などの多剤耐性微生物(MDROs: multidrug resistant organisms)による感染症が重症疾患や死亡率を増加させるおそれがあるとして重要視しています。
長期療養施設における感染管理の詳細については、最新のCDC/HICPACガイドライン、つまりCDCの2007年の隔離予防策のためのガイドライン([紹介記事])、CDCの2006年の多剤耐性微生物のガイドライン([紹介記事])等を参照するように述べています。

Yoshida Pharmaceutical Co., Ltd. 2008.12.25

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