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UK Update
イギリス(HPA-HPRより)
2008/08/22

水痘に感染した医療従事者への曝露により、感染の危険に晒された患者

Patients exposed to chickenpox by infected healthcare workers
Health Protection Report August 22, 2008 Volume 2 Number 34
http://www.hpa.org.uk/hpr/archives/2008/news3408.htm#varicelli
http://www.hpa.org.uk/hpr/
イギリス北西部で起きた事例により、水痘に感染する可能性の高い医療従事者に対する予防接種の重要性と、感染のリスクの有無について患者のスクリーニングを行う必要性が浮き彫りになった。
泌尿生殖器クリニックで働く職員2名が、水痘に感染している事が判明した。この職員たちが感染をしたと思われる期間に彼らと接触した患者は97名。そのうち15名が妊婦やHIV陽性といった、より感染の危険性が高い患者であった。
血清学検査により、3名の患者の経過観察が必要と診断され、水痘免疫グロブリンの必要性を診るために専門のクリニックで診察を受けた。
2003年、主席医療担当官が、患者と直接接触する職員のうち何らかの形で水痘との関連のある者に対しての検査と、その中でも感染の危険性が高い者に対する予防接種に関する勧告を発表したが、地域保健保護局は、各病院に対し、この勧告を遵守できているかを確認するために職場における健康対策の指針を見直し、また、患者が高い感染リスクにさらされる現場においては更なる予防策を取る必要があると勧告した。
<訳註>
水痘の感染対策については、Y’s Review 水痘と麻疹を参照ください

HP Report : 2008.08.22/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2008.08.28

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