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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2009/04/09

ベルギーで全国的に行われた、病院内におけるクロストリジウムディフィシル感染に関する前向き(プロスペクティブ)サーベイランス ・ 2007年7月-2008年6月

NATION-WIDE PROSPECTIVE SURVEILLANCE OF CLOSTRIDIUM DIFFICILE INFECTIONS IN HOSPITALS IN BELGIUM, JULY 2007-JUNE 2008の要旨
Eurosurveillance, Volume 14, Issue 14, 09 April 2009

http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19169

病院内におけるクロストリジウムディフィシル感染(CDI)に関する義務的サーベイランスがベルギーで実施され、その初年度のデーターが発表された。2007年1月から2008年6月30日までの間に発生したCDIは2,704件。そのうち、12%は再発性であり、66%は病院内での感染であった。病院内での感染のケースについては、その半数が入院から15日以上経過してからの発生であった。
方法に関する問題はまだ残るものの、ベルギー国内の病院で発生するCDIに関するサーベイランスは、病院レベルや国レベルでの傾向を監視したり、国際的な比較のための基礎を提供する強力な基準データーとなる。残る課題は、CDI制御のためのターゲットを明確にしそれを監視することと、各病院単位のデータのフィードバックを更に改善することである。
<訳註>
Clostridium diffcille の病院感染対策については、
Y’s Letter Vol.2 No.29 Clostridium difficile関連疾病における手指衛生」、
Y’s Letter No.30 芽胞形成菌について」をご参照ください。
Eurosurveillance 2009.04.09/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2009.04.14

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