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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2009/05/15

3人の妊婦に発生した新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染 – アメリカ合衆国 2009年4月-5月

MMWR May 15, 2009, Vol.58 No.18
Novel Influenza A (H1N1) Virus Infections in Three Pregnant Women
— United States, April–May 2009の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5818a3.htm
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5818.pdf
2009年4月15日と17日、アメリカ国内で初の新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染の症例がCDCによって確認された。
季節性インフルエンザの流行する時期には、妊婦はインフルエンザと関連する合併症のリスクが高まる。更に、母体のインフルエンザ感染と発熱によって胎児も先天性障害や早産のリスクにさらされることとなる。CDCは、新型インフルエンザ調査の一環として妊婦の感染に関する調査を行った。その結果、5月10日の時点で、感染が確認された者が15人、感染が疑われる者が5人確認された。詳しいデータが確認できた13人の平均年齢は26歳。3人が入院し、このうち 1人が死亡している。
妊婦に対してはオステルタミビルによる治療が望ましく、発症から48時間以内に治療を開始することが望ましい。また、新型インフルエンザA(H1N1)感染者もしくは感染を疑われる者と接触した妊婦対しては、ザナミビルもしくはオステルタミビルによる10日間の予防科学治療を行う必要がある。
<訳註>

新型インフルエンザに関する国内の通知・ガイドラインおよび CDC、WHOのガイドラインについては、こちらの最新情報をご参照ください。

2009.05.25追記
本記事について国立感染症研究所情報センターから翻訳が出ました。
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009cdc/MMWR09_May12.html

MMWR:2009.05.15/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2009.05.18

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