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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2009/06/05

最新情報:新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染-メキシコ・2009年3月~5月

MMWR Jun5, 2009, Vol.58 No.21
Update: Novel Influenza A (H1N1) Virus Infection — Mexico, March–May, 2009の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5821a2.htm
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5821.pdf

2009年4月12日、メキシコはベラクルス州のラ・グロリアの小さな地域で発生した急性の呼吸器疾患の流行について WHOからの確認に回答した。4月15日から17日の間、メキシコ保健省は、主に連邦区とサン・ルイス・ポトジで起きた急速進行性重症肺炎の集団発生について非公式の報告を受けた。そのため、17日には急性呼吸器疾患と肺炎に関する調査を強化した。22日から24日の間には、それ以前にアメリカの2人の子供から検出された新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスが数人の患者から検出された。
全国的なサーベイランスの結果、3月1日から5月29日の間で41,998人に急性呼吸器疾患が認められ、その中でも検査を受けた25,127件の検体中 5,337件がリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法(rRT-PCR)によって新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス陽性と確認された。5月 29日の段階で97人の患者が死亡している。

対応策として、メキシコ政府は4月24日にNational Pandemic Preparedness and Response Plan(パンデミックに対する準備と対策に関する全国的なプラン)を始動させ、メキシコシティ中心部の学校を休校にした。それと同時に、保健省はマスメディアを通して呼吸器の衛生やインフルエンザの伝染に関する警告を市民に知らせるためのキャンペーンを開始した。現在もメキシコ政府は全国的なサーベイランスと新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスの伝染を減らすための早期抗ウイルス治療を強化している。

<訳註>
2009年3~4月のメキシコにおける新型インフルエンザ感染はこちらをご参照ください。
新型インフルエンザの最新情報については、こちらの最新情報をご参照ください。
MMWR:2009.06.05/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2009.06.11

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