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WHO Update
世界保健機構(WHO-WERより)
2009/05/15

2009年5月現在での全世界における新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス感染の状況

WER May 15, 2009 Vol.84, No.20
New influenza A(H1N1) virus infections: global surveillance summary, May 2009
a href=”http://www.who.int/wer/2009/wer8420.pdf” target=”_blank”>http://www.who.int/wer/2009/wer8420.pdf

2009年3月中旬、メキシコ保健省は、季節性インフルエンザの流行時期ではないにも関わらずインフルエンザのような症状を訴える患者の数が急激に増加していることに注目し始めた。4月中旬には、特にこれまで健康に問題のなかった青年層の間で重症肺炎の異型症例や菌株群が発生。メキシコ各地でこのような状況が見られたため、国全体における重点的な調査が行われた。
また、4月中旬にはアメリカ合衆国の南カリフォルニアに住む2人の子供が新型インフルエンザA(H1N1)に感染していることが確認された。
その後5月12日時点でWHOは、世界30カ国から合計5,251人のA型インフルエンザ(H1N1)感染を確認している。地域ごとの内訳は、アメリカ地域95.8%、ヨーロッパ地域3.9%、西大西洋地域0.3%となっており、他のWHO管轄3地域からは感染発生の報告はない。
WHOはこの感染発生によって海外渡航や旅行の制限を勧告する予定はないとしているが、現在体調不良を感じている者は旅の延期を、また旅行後に体調の異変を感じる者は適切な治療を受けるよう呼びかけている。

<訳註>
新型インフルエンザに関する国内の通知・ガイドラインおよびCDC、WHOのガイドラインについては、こちらの最新情報をご参照ください。
WER: 2009.05.15 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2009.05.18

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