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Guideline
CDC ガイドライン
2010/11/02

周産期B群レンサ球菌感染症予防のためのガイドライン(2010)

CDC:Prevention of Perinatal Group B Streptococcal Disease. Revised Guidelines from CDC,2010
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr5910a1.htm?s_cid=rr5910a1_w
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/rr/rr5910.pdf
<注釈>

本ガイドラインは、「周産期B群レンサ球菌感染症予防のためのガイドライン(2002)」 (Prevention of Perinatal Group B Streptococcal Disease. Revised Guidelines 2002)」を改訂したガイドラインです。
周産期B群レンサ球菌(GBS)感染症予防は1990年代と比べ実質的に進歩しているものの、依然として早発型敗血症を生じさせています。CDCはGBS感染症予防のために1996年に周産期B群レンサ球菌感染症予防ためのガイドライン(Prevention of Perinatal group Streptococcal Disease;a public health perspective)を公開し、2002年に改訂版、2010年版として本ガイドラインを公開しております。

2002年からの変更点は以下の通りです。

[ 主な変更点 ]

  • GBS同定に適用可能な検査方法の拡大
  • 妊婦の尿からGBSが検出された際の報告を要する基準菌数の明確化
  • GBSスクリーニングの手順更新および早期陣痛または前期破水の妊婦に対する分娩時の予防的抗菌薬投与の手順更新
  • 予防的抗菌薬投与のためのペニシリンGの推奨投与量の変更
  • ペニシリンアレルギーの妊婦に対する予防的抗菌薬投与に関する薬剤の選択・投与方法の更新
  • 早発型GBS感染症のリスクを予期した新生児管理のための手順更新

認可されたGBSワクチンは存在しないため、全妊婦スクリーニングおよび分娩時の予防的抗菌薬投与は早発型GBS感染症予防に不可欠なものとして続けることが示されています。GBS感染症予防についての詳細は
周産期におけるB群レンサ球菌感染症について:Y’s Letter Vol.3 No.17 をご高覧ください。

Yoshida Pharmaceutical Co., Ltd.

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