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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2012/08/03

大規模総合病院で実施された、長期間に渡るバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム制御策。7年間の記録。

Eurosurveillance, Volume 17, Issue 30, 26 July 2012 LONG-TERM CONTROL OF VANCOMYCIN-RESISTANT ENTEROCOCCUS FAECIUM AT THE LARGE MULTIHOSPITAL INSTITUTIO A SEVEN-YEAR EXPERIENCE http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20229
パリ市内の総合病院、Assistance Publique – Hôpitaux de Paris(AP-HP 計23,000床) では、2004年から2010年の間にバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム(VRE)のアウトブレイクが繰り返し発生している。2004年8月から2005年12月の間に、多耐性細菌の交差感染制御に関するガイドラインが適用されたが、VRE感染症例が増え続けたため、2006年1月以降は、医療施設における感染制御プログラムが実行されている。時系列のデータによると、以前は一か月ごとのVRE発生数が増加していたが、プログラム実行後は減少の傾向を見せている。また、アウトブレイクの発生数も明らかに減少している。大規模病院での菌の発生を防ぐためには、継続的かつ統一的な対策を取ることが重要である。
<訳註>
バンコマイシン耐性腸球菌については、消毒薬テキスト Ⅳ対象微生物による消毒薬の選択2.1).(2)その他のグラム陽性菌をご参照ください。
Eurosurveillance:2012.7.26 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2012.08.03

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