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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2012/07/19

鎮痛注射と一回量のバイアル製剤の再使用による侵襲性黄色ブドウ球菌感染。アリゾナ州、デラウェア州。2012年

MMWR July 13, 2012 Vol.61 No.27 Invasive Staphylococcus aureus Infections Associated with Pain Injections and Reuse of Single-Dose
医療施設では、標準予防策が順守されなかったり、一回量または単回使用指定の薬剤を複数の患者に用いられたりすることによる重篤な細菌感染が発生することがある。このレポートでは、侵襲性黄色ブドウ球菌のアウトブレイク2例について報告するが、この2例においては、外来で痛みの治療を受けている患者10人の感染が確認されている。どちらの例も、一回量もしくは単回使用のバイアル製剤(SDVs)を複数の患者に使用したことが感染を引き起こしている。特に、必要量に応じたSDVsが無い場合、感染を予防するための安全な注射方法の順守が重要となる。SDVsを複数の患者に対して使用しなければならない場合、多人数使用のリスクを極力減らすため、米国薬局方基準の固守が必須である。
<訳註>
注射手技およびバイアル製剤の取り扱いについてはY’s Letter Vol.3 No.11安全な注射・点滴手技および医薬品バイアルの取り扱いについてをご参照ください。
MMWR:2012.07.13 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2012.07.19

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