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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2013/03/08

カルバペネム耐性の腸内細菌科に関する情報

MMWR March 8, 2013 Vol.62 No.09
Vital Signs: Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6209a3.htm?s_cid=mm6209a3_w
腸内細菌科は、市井感染だけでなく、院内感染についても最も大きな原因となっている菌である。この10年間で、カルバペネム耐性Enterobacteriaceaeエンテロバクテリアセアエ(腸内細菌科)(以下CRE)が、医療環境で発生する治療が難しくまた致死率の高い感染症の原因となるということが認識されてきていることもあり、このたび、アメリカの医療環境におけるCRE感染の状況に関する調査が実施された。その結果、2012年に少なくとも1例のCRE院内感染発生が確認された急性期病院が4.6%あることがわかった。2001年から2011年の10年間でCREは1.2%から4.2%に増加したが、その中で最も大きな増加を見せたのがクレブシエラ種であった。また、the Emerging Infections Programの調査によると、患者に発生したCRE感染の92%が、医療現場での曝露によるものであることがわかった。
<訳註>
腸内細菌科については消毒薬テキスト(Y’s Text) > IV 対象微生物による消毒薬の選択 > 2)グラム陰性菌をご覧ください。
国内のカルバペネム耐性腸内細菌科の発生状況は国立感染症研究所のウェブサイトをご参照ください。
MMWR:2013.03.08 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2013.03.18

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