Y's Square:病院感染、院内感染対策学術情報 > 海外の感染対策情報 (各機関週報より) > 欧州(Eurosurveillanceより) > 2014 > カルバペネマーゼ産出クレブシエラ肺炎の制御-地域単位の介入
EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2014/10/30

カルバペネマーゼ産出クレブシエラ肺炎の制御-地域単位の介入

Eurosurveillance, Volume 19, Issue 43, 30 October 2014
CONTROL OF CARBAPENEMASE-PRODUCING KLEBSIELLA PNEUMONIAE: A REGION-WIDE INTERVENTION
http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20943
イタリア、エミリアロマーニャ地域では、2010年以降、カルバペネム耐性クレブシエラ肺炎感染が急増したため、2011年7月に発行された地域向けガイドラインを基に、この地域でのカルバペネマーゼ産出クレブシエラ肺炎(CPKP)の蔓延を防ぐための地域全体での介入が実施された。

トラスト病院に対しては、1.カルバペネマーゼ産出菌の表現型の確認、2.無症状保菌者に対する積極的サーベイランス、3.保菌者と接触した者の隔離、といった制御法が提案された。一元的にコーディネートされた介入によって、エミリアロマーニャ地域でのCPKPでの広がりは食い止められた。

ガイドラインの遵守を強化し、抗生物質管理のための活動を実施することで、CPKP感染率の更なる減少を成し遂げることができるであろう。

<訳註>
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症は2014年9月9日の感染症予防法改正により、第5類感染症(全数把握)に指定されました。詳細についてはY’s Letter Vol.3 No.30 感染症予防法の一部改正についてをご参照ください。
また、腸内細菌科細菌についてはY’s Letter No.36 ヒトに常在する腸内細菌科細菌をご参照下さい。

Eurosurveillance: 10.30.2014/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:11.07.2014

関連サイト