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EURO Update
欧州(Eurosurveillanceより)
2015/07/02

ドイツ、ラインメイン地域の長期介護施設における多剤耐性菌有病率の最新情報

Eurosurveillance, Volume 20, Issue 26, 02 July 2015

CURRENT PREVALENCE OF MULTIDRUG-RESISTANT ORGANISMS IN LONG-TERM CARE FACILITIES IN THE RHINE-MAIN DISTRICT, GERMANY, 2013
http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21171

入院治療では、多剤耐性菌(multidrug-resistant organisms :MDRO)と多剤耐性グラム陰性菌(multidrug-resistant Gram-negative organisms:MRGN)による問題が増加しているが、長期介護施設でのMDRO最新有病率は低くなっている。2013年に実施されたサーベイランスによると、それぞれの菌の有病率は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Meticillin-resistant Staphylococcus aureus :MRSA) 6.5%、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(extended-spectrum beta-lactamase:ESBL)産生MRGN 17.8%、バンコマイシン耐性腸球菌(vancomycin-resistant enterococci:VRE) 0.45%であった。2007年以降、長期介護施設でのMRSA有病率は増加していないが、ESBL、MRGNは著しく高くなっている。
<訳註>
基質拡張型βラクタマーゼ産生の多剤耐性グラム陰性菌については、消毒薬テキスト IV 対象微生物による消毒薬の選択>2 一般細菌 >2)グラム陰性菌 >(2)その他のグラム陰性菌もご参照ください。

Eurosurveillance: 2015.07.02/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2015.07.16.

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