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Carlisle
医療関連感染情報季刊誌より
Vol.21 No.3 2016

Clostridium difficile 感染対策の現状と課題
─京都府内多施設調査の結果から─

小阪 直史(京都府立医科大学附属病院 薬剤部・感染対策部)

Clostridium difficile(CD)は芽胞を形成するグラム陽性偏性嫌気性桿菌であり、偽膜性腸炎の原因菌として知られる。CDによる病院感染は、CDに汚染された環境から主に医療従事者の手指を介して施設内で伝播する。CDの芽胞は乾燥にも強く長期間生存することや、消毒薬への抵抗性も高いことから、適切な診断・治療とともに病院感染対策による伝播防止が求められる1)。しかし、実際のCD感染(CDI)に対する検査や治療、病院感染対策チーム(ICT)と発生現場との情報共有がどのように行われているのかを調査した報告は少ない。そこで、京都薬剤師感染予防研究会(KIPS-P:Kyoto Infection Prevention Society for Pharmacist)では、CDI対策に関する実態調査を京都府内10施設で行った2)。今回、そのなかのCDI診断検査と感染対策について報告する。

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Carlisle Vol.21 No.3 p7 2016

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