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US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2016/01/29

ジカウイルス感染の可能性がある乳児に対する評価と検査に関する暫定的ガイドライン-アメリカ、2016年 

MMWR January 29, 2016 / 65(3);63–67

Interim Guidelines for the Evaluation and Testing of Infants with Possible Congenital Zika Virus Infection — United States, 2016
http://www.cdc.gov/mmwr/volumes/65/wr/mm6503e3.htm

CDCは、妊娠中にジカウイルス蔓延地域に渡航または居住していた母親から生まれた乳児をアメリカ国内でケアする専門家に向けて、暫定的ガイドラインを作成した。このガイドラインには、このような乳児の検査と管理に関する勧告が含まれている。ジカウイルスの検査は、1)母親が妊娠中にジカウイルス蔓延地域に渡航もしくは居住しており、その乳児に小頭症か頭蓋内石灰沈着がみとめられた 場合、2)乳児の母親がジカウイルス検査陽性もしくは結果不明である場合、に対して推奨される。
<訳註>
CDCのジカウイルスアウトブレイク中の妊婦に対する暫定的ガイドラインはMMWR1月22日の記事を訳した「ジカウイルスアウトブレイクについて、妊婦へ向けた暫定的ガイドライン アメリカ、2016年」をご覧ください。

なお、2016年2月1日、ジカウイルス流行地域における小頭症と神経障害に関するWHO緊急委員会が開催され、
小頭症及び神経障害の集団発生に関する「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」(Public Health Emergency of International Concern(PHEIC)) が宣言されました。

厚生労働省より、日本の対応として感染症法への位置づけや届出基準等を検討することが発表されています。
なお、20162016年1月21日の厚生労働省の事務連絡により、ジカ熱を疑う患者を診察した医療機関は、保健所への情報提供の協力が求められています。

MMWR:2016.01.29/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2016.02.05

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