Y's Square:病院感染、院内感染対策学術情報 > 海外の感染対策情報 (各機関週報より) > アメリカ(CDC-MMWRより) > 2016 > アメリカにおける妊娠中の旅行者のジカウイルス感染、2015年8月から2016年2月
US Update
アメリカ(CDC-MMWRより)
2016/03/04

アメリカにおける妊娠中の旅行者のジカウイルス感染、2015年8月から2016年2月

MMWR, March 4, 2016 / 65(08);211?214

Zika Virus Infection Among U.S. Pregnant Travelers – August 2015 – February 2016
http://www.cdc.gov/mmwr/volumes/65/wr/mm6508e1er.htm?s_cid=mm6508e1er_e

妊娠中にジカウイルスに感染した母親から生まれた新生児に小頭症やその他の異常が発生したという報告があった後、CDCは、ジカウイルスの伝播が活発化している地域への渡航を考えている妊婦に対し、渡航延期を勧告する警告を2016年1月15日に発令した。また、1月19日、CDCは、影響のある地域への渡航歴がある妊婦をケアする医療従事者向けの暫定的ガイドラインを発行し、2月5日には更新版を発行した。
2016年2月17日の時点で、ジカウイルス感染が蔓延している地域へ渡航し、ジカウイルスの感染が確認された妊婦9名について報告された。4つの一般的な症状(発熱、発疹、結膜炎、関節痛)のうち、9名全員が発疹の症状があり、ほとんど2つ以上の症状が見られた。妊娠初期にジカウイルス感染症の症状が見られた6名のうち流産2名、人工中絶2名、1名が小頭症の子を出産、残り1名は妊娠継続中である。妊娠中期の2名では、1名は健康な子を出産し、1名は妊娠継続中である。妊娠後期の1名は健康な子を出産した。
<訳註>
暫定的ガイドラインは、2016年2月6日に掲載した弊社要約記事からご覧ください。
また、厚生労働省のジカウイルス感染症に関するQ&Aや感染を疑う症例の要件、届出の基準等は厚生労働省のウェブサイト「ジカウイルス感染症について」からご覧になれます。

MMWR:2016.03.04/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd:2016.03.09

関連サイト