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Vol.4 No.1

感染症新法について

小林寛伊

関東逓信病院院長


21世紀の感染症に対応するための新しい法律感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律=i感染症新法)が1898年9月25日成立、同年10月21日公布、1999年4月1日より施行された。従来の中心的法規であった伝染病予防法≠ヘ、1987年に制定されたもので、101年振りの改正であり、この間、感染症の容貌は大きく変化しており、特に1970年以降には、B型肝炎、レジオネラ症、出血熱、エイズ、C型肝炎など30以上もの多くの新興感染症が出現し、また、結核、マラリア等の感染症が再び再興感染症として、人類を脅かしている。
一方で、医学・医療は驚異的な進歩を遂げ、環境衛生水準の向上、国民の健康に関する意識の向上、医の倫理の変化、人権尊重の重視、国際交流の活発化、迅速大量輸送可能な国際交通機関の普及、などと共に、新しい感染症対策の必要性に迫られた。総合的感染症対策を推進していくために、性病予防法、エイズ予防法を廃止統合して、感染症新法に包括した。


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Carlisle Vol.4 No.1 p1-3 Spring 1999