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Vol.5 No.3 |
食品産業において使用される18種の殺菌剤の10℃および20℃での大腸菌O157:H7と緑膿菌に対する殺菌効果の比較 最近、英国においては食習慣が変化し、インスタント食品の売れ行きが増加している。製品の品質を高め、食品の安全性を確保するために、これらの食品の製造はしばしば冷蔵温度で行われるが、これらの温度での殺菌剤の殺菌効果は確証されていない。そこで、食品産業で使用される18種の殺菌剤の10℃および20℃における大腸菌O157:H7と緑膿菌に対する殺菌効果を殺菌活性評価のための定量懸濁試験法BS EN1276に従って試験した。殺菌剤の最終濃度は0.5%、1%および2%であり、牛血清を用いた汚染下および清潔下にて行った。 推奨される使用濃度において、20℃では18製品のうち13製品が緑膿菌に有効で、不適合はamphoteric、chlorine dioxide、biguanide、acid detergent/sanitizer、quaternary ammonium compoundの各1製品であった。大腸菌O157:H7では15製品が有効で、不適合はbiguanide、 chlorine dioxide、acid detergent /sanitizerの各1製品であった。10℃においては、緑膿菌で11製品が有効で、不適合はquaternary ammonium compoundおよびamphotericsの各2製品、chlorine dioxide、biguanide、acid detergent/sanitizer各1製品であった。大腸菌O157:H7においては14製品が有効で、不適合はamphoteric、chlorine dioxide、biguanide、acid detergent/sanitizerの各1製品であった。低い温度で効果の減弱を示した製品はamphoterics、quaternary ammonium compoundsであったが、同種製剤でも製品によっては両方の温度で有効なものもあった。緑膿菌に有効であった殺菌剤は大腸菌O157:H7にも有効であった。全試験を総括すると、18製品のうち11製品のみが試験に適合した。本試験の結果、実際の食品加工環境において殺菌剤の有効性を最終的に確認する必要性が示唆された。 (訳:豊口禎子) Carlisle Vol.5 No.3 p8-10 Autumn 2000 | |