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Vol.5 No.4

 

感染対策の組織化

向野賢治

(福岡大学病院感染対策室室長・第一内科講師)


2000年4月、社会保険診療報酬の改定があり、従来の院内感染対策加算は「感染対策は実施して当然」ということで廃止され、逆に、「実施していなければ減算」ということになった。一方、入院基本料が新設され、わが国も米国式の定額医療(DRG/PPS)への道を着実に進みはじめた。定額医療が拡大すれば、院内感染症への支払いは完全に病院の持ち出しとなり、大損害を与えることになる。これまで出来高払いの上に安住して院内感染を無視していた病院経営者も感染対策に必死で取り組まなければ、生き残れない時代が目前に迫ってきた。



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Carlisle Vol.5 No.4 p1-3 Winter 2001