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Vol.5 No.4 |
退院後に発生する術後創感染(SSIs)の効果的確認:自動化調剤情報、 術後創感染は院内でみられる疾病の主な原因で、医療費を増加させる。米国では毎年約30万〜50万のSSIsが発生しており、間接的費用も含めると10億〜100億ドルと推定されている。外来での手術の増加および術後の入院期間の短縮によりSSIsが外来ベースで増加しており、SSIsの50〜84%が退院後発生するとの報告がある。しかし、正確で効果的な外来患者のSSIsの確認方法はない。患者または医師に対し質問調査を郵送する方法は、時間を要し正確さにも欠ける。そこで、退院後に起こるSSIsの大部分をより効果的に確認するアルゴリズムを検討した。対象は、Harvard Pilgrim Health Care HMO会員の1992年2月10日から1993年3月7日までの手術4,086件(産科手術は除く)である。 SSIs分類のため3種類のアルゴリズムを用いて研究した結果、外来時の診断名・手術時間・蜂巣炎などでの再入院・抗生物質の投与・創傷の培養検査・手術などのパラメーターで recursive partioningを用いたアルゴリズムのpositive predictive valueは48%と高く、抗生物質の使用と蜂巣炎などでの再入院との2個のパラメーターを用いたアルゴリズムのpositive predictive valueは24%であった。この研究で使用されたタイプの臨床情報は入手可能であり、たとえば薬局の調剤情報は外来プロバイダーシステムから、診断名・検査・手術などの情報は健康保険/HMO請求データベースから得ることができる。SSIsの確認方法は、患者または医師に対する質問調査よりこれらの自動化された情報を用いる方法がより効果的である。 (訳:中田栄子) Carlisle Vol.5 No.4 p8-10 Winter 2001 | |