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Vol.6 No.3

 

院内感染とリスクマネジメント
−感染管理担当看護婦の立場から−

渡邉都貴子

(岡山大学医学部附属病院看護部感染管理担当婦長)


近年の医療をめぐる環境をみてみると、臓器移植をはじめとする医療の高度化に伴う侵襲性がますます増強するなど、医療そのものが変化している一方、医療中心志向から消費者志向へと変化しつつあり、医療の質についてより問われるようになってきた。さらに、病院の機能分化とともに急性期病院と長期療養型の施設間での連携の必要性、また医療現場が病院から在宅へと広がりつつあることなどから、これからの感染管理の領域はこういった一連の医療環境をカバーするものでなければならない。そして、国際的交流の観点からはグローバルな情報収集と管理が要求されるようになった。 
在宅介護も含め医療現場における感染は大きなリスクである。そしてそのマネジメント対象となる範囲はますます拡大し、また複雑かつ困難になりつつある今、専門的な知識と技術をもつ感染管理者の育成と、さまざまな専門家からなる学際的なチームによる感染管理組織の構築が要求される。




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Carlisle Vol.6 No.3 p1-3 Autumn 2001