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Vol.12 No.2

手術時の手指衛生

針原 康

(NTT東日本関東病院外科)


手術時手指衛生の目的とは
手術中に術野が細菌で汚染されると手術部位感染(SSI)の原因となりうる。手術時手洗いの目的は、たとえ術中に手袋が破損したとしても、術野が汚染される細菌数を最小限とすることである。一般に手指には通過細菌と常在細菌を合わせて104-6程度の細菌がいるとされるが、手術時手洗いでは通過細菌を除去し、常在細菌も可及的に減少させて101-2程度の細菌数とすることが目標である。なお、この目標の達成には滅菌水は必要なく、水道水で十分であることがすでに明らかとされている。


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Carlisle Vol.12 No.2 p1-3 Summer 2007