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Vol.12 No.4

CDC隔離予防策ガイドライン

大久保 憲

(東京医療保健大学/大学院)


はじめに
 米国Centers for Disease Control and prevention(CDC)は、1996年に出された「病院における隔離予防策のためのガイドライン」を改訂した新しいガイドラインを、2007年6月28日(日本時間)に「隔離予防策のためのガイドライン:医療現場における感染性微生物の伝播の予防、2007年」として発表した。
 多剤耐性菌対策のためのガイドラインは、すでに2006年秋に発表されており、本ガイドラインの部分的な先行発表と考えれば、これですべてが出そろったことになる。

 

新ガイドラインの背景
 医療現場では急性期医療から在宅医療を含む老人施設、長期ケアなどと、すべての医療関連機関に対して適用できる感染制御のガイドラインが必要となってきた背景がある。今まで用いられていた院内感染(hospital infectionまたはnosocomial infection)から医療関連感染(healthcare associated infectionsHCAIsHAIs)に変更されている。
 その他、医療現場における多剤耐性菌の増加に伴う具体的な対応策が求められていること、および、空気感染防御の中で同種造血幹細胞移植患者などの易感染患者を感染から守るための防御環境(protective environmentPE)などの対応の必要性から、新しい隔離予防策ガイドラインの改訂が進められていた。


※この記事に関しては抜粋のみ掲載しております。全文をご覧になりたい方はこちらよりご請求ください。


Carlisle Vol.12 No.4 p1-7 Winter 2008