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Vol.16 No.4

感染対策における薬剤師の関わり

原 弘士

(横浜市立脳血管医療センター  薬剤科)


  感染制御において、抗菌薬の適正使用推進は薬剤師の重要な役割です。これらをはじめとした当院ICT担当薬剤師の業務内容について報告します。
   当院は300床の急性期から回復期までの一貫した治療とリハビリテーションに取り組む脳神経疾患専門病院です。常勤の感染症専門医は不在で週半日の非常勤となっており、日常的にICTが感染症治療の要となります。そのため、はじめにICTの活動をスムーズにするために、感染対策委員会において血液培養陽性患者や特定の抗菌薬使用患者は随時介入することを認めてもらうこととしました。
 ICT担当薬剤師はPHSを所持しており、医師や医療スタッフからのコンサルテーションを随時受けています。質問は抗菌薬の使い方から感染制御まで多岐にわたっており、ときには「発熱患者がいるので相談したい」といったものまであります。必要に応じて細菌検査室やICNからの助言をもらい、情報の集約をして主治医と治療方針を検討することが、ICT担当薬剤師の仕事となります。


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Carlisle Vol.16 No.4 p7 Winter 2012