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2002.02.28 |
老人ホームにおける肺炎の集団発生 スペイン 2002年2月スペインのある老人ホームにおける肺炎の集団発生が報告された。入居者は56〜102才でその平均は86才であった。232ベッド中22例の肺炎が確認され3名が死亡し、12例の血液・尿検査において肺炎球菌Streptococcus pneumoniaeの抗原が検出された。 その後ただちに入居者に対してペニシリン、またはペニシリンアレルギーの場合はエリスロマイシンの予防的投与が行われ、また入居者と職員に対してワクチンが接種された。スペインにおいては肺炎球菌ワクチンの接種が公的に勧告されておらず、すべての入居者と職員はワクチン未接種者であった。その後の肺炎発生は1例のみであった。 分離された肺炎球菌はペニシリンを含め抗菌薬感受性であり、セロタイプについては調査中である。現在職員の鼻咽腔における肺炎球菌の保菌についても調査が行われており、集団発生の経緯から職員を介した肺炎球菌の伝播が疑われている。 <訳註> 同様の集団発生が米国においても報告されています。 肺炎球菌はヒトの鼻咽腔における常在菌ですが、ペニシリン耐性株も広く分布しています。肺炎球菌に対しては飛沫予防策と接触予防策を行います。 Eurosurveillance 2002.02.28/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2002.03.04 | |