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2004.09.09 |
イングランドとウェールズにおける速乾性手指消毒薬の推奨 イングランドとウェールズの国家患者安全局(The National Patient Safety Agency: NPSA)は、急性疾患病院のすべてのベッドの近くに速乾性手指消毒薬を配置し、医療従事者が患者接触後に手指衛生を行うように意識付けることを推奨した。 イングランドの6病院におけるNPSAによる6ヶ月間の調査によると、患者接触後の手指衛生遵守率は、ベッドサイドに速乾性手指消毒薬を配置した場合、配置前の28%から配置後の76%へと向上することが示唆されている。また、既存の報告によると、手指衛生遵守率の向上はMRSA感染率を10〜50%減少しうることが示唆されている。 <訳註> 日本や米国のガイドラインにおいても速乾性手指消毒薬の使用が推奨されていますが、今回の英国における新しい勧告は、さらに具体的に、すべてのベッドサイドへの配置を推奨している点で注目されます。このNPSA公表文書の原文によると、小児科などでベッドサイドに配置できない場合には、携帯をするようにと推奨しています。 なお、本記事原文はアルコールゲル(alcohol gel)という用語を使用していますが、NPSA公表文書は速乾性手指消毒薬(alcohol-based hand rub)という用語を使用しています。したがって、ゲル製剤のみが推奨されたのではないため、上記のように訳しました。 Eurosurveillance 2004.09.09/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2004.09.13 | |